観えざるもの

よく

「人間に内在する」神

という表現を目にしますが

これは誤解や混乱を起こします

言葉通りに解釈すれば

あたかも人の中に神が存在するように解釈してしまうと

全く違う方向に理解してしまいます

まず、本来は人という個人は存在しません

ましてその中に神という個が存在するはずもありません

大いなる意識が五官というもの
を通して

外の世界を認識しているという表現です

「周囲から独立したご個人」

これは私達が物質を生むバイブレーション世界にどっぷり浸かっていて

五官(肉体)によって制限された意識の状態で外の世界を認識しているため

本来の状態から制約されたものの見方にすぎないにもかかわらずに

「それ以外の」視点にたった経験が意識の表面に上がってこないために

客観的な把握ができなくなっているのです

これを説明しているこの文章を見た人がすぐに理解できるはずもなく

この辺りの事情を

はっきり理解できるのは

自我意識ではなく、真我意識に目覚めた時に限ります

まず

それには

「意識」です

私達の意識とは、物質的でもなく脳や細胞とかではなく

宇宙のいっさいの出来事を生かしている原因であり

唯一の生命(神)のひとつの側面であることを

しっかり理解することです


よろしくお願いします

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この世界を

一言にすれば

物質を造るバイブレーション世界です

バイブレーションを波動とかエネルギーとかに置き換えても通じます

ちなみに、幽界にはその物質がなく、バイブレーションのみが存在します

実際には自分の想念が現実となる世界に私達は生きているのです

ただ地上ではこの物質的バイブレーションが存在するので

想ったことが即現実とはいきません

が、幽界はちがいます

私達が寝ている時に観る夢は幽界の世界を体験しています

想ったことが即現実となり、痛みはなく、自分の肉体もありません

そのエネルギーは無限なのですが

私達のその自我意識が有限としています

その無限のエネルギーが総て現れている状態

すなわち

私達には過去から未来の時間の流れとして見える全体が

永遠の現在として総て見下ろすことができ

あらゆる宇宙の総ての場所、総ての波動が視野に収まり

そして

それらが実在しないと認識できる状態が

生命の実相であり

あらゆる総ての原因であり

そして

私達自身の意識の本来の状態になります

おおげさに言えばそういう状態の意識は神の意識です

なかなか地上の言葉での表現は難しいのですが

つまり

エネルギーと生命と意識は一体と言えるのです


よろしくお願いします

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転生という言葉を耳にしたり書物で目にしたりしたことがあると思いますが

この転生には二つの側面があります

ひとつは、ご存知の魂の成長

もうひとつは、全体の中での役割です

これを司っているのは、真我意識です

つまり、神になります

このレベルではその人の誕生から死まで、幽体レベルではその誕生からそれが消滅するまでです

ちなみに、幽体自体も自我意識の塊です

そのすべてが真我意識からはパノラマのようにすべてが視野に入っています

真我意識(神)はこの視野により

宇宙全体のその魂の役割と

その中での魂の成長

そしてその魂が所属するグループ(霊団と呼んでおきます)にとって必要な経験を得るために最適な環境を選び

その結果において

適切な両親や、総ての環境を選び

私達は誕生してきます

つまり

今の両親や肉体的な長所や短所、お金持ちや貧乏などなどは

その意思により選んで生まれるのですが

肝心なことは

当然誕生する本人もそれを承知で納得し

自分自身の成長の為、この地上に生まれてくるのです。


よろしくお願いします

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指導霊は私達にどのような守護をしてくれるのかを例であげてみます

会社員のAさん、今日は大事な会議があるのに寝坊してしまいました

あわてて、支度をして駅までの道をいつもより跳ばしていました

途中の信号のない小さな交差点で、左側の道から車が走ってきました

時空間を超越している指導霊からは、そのままでは彼が跳ねられてしまうことが見えていましたから

近くにいた子供を使って助けることにしました

指導霊は子供の足元にあった小石に想念を集中して明確な意図を持ったエネルギーを入れると

子供はそのエネルギーのまま小石を蹴り

それが彼に命中して、その場に転んでしまいました

こうして転んだお陰で彼は車に跳ねられずにすみました


極端に言えば、こういうことです

このようなことは彼には全くわかるはずもなく、子供を叱りつけて不用なカルマを造ってしまったのですが

私達はこのように指導霊からの守護を受けているのです

では

その指導霊に対してどうすれば指導霊自体が働きやすく

もっともっといいように守護、指導していこうという気になってもらうのが一番かといえば

なにも手を会わせたり、特別な儀式を行う必要などなく

ただただ

意識するだけでいいのです

本人と指導霊は同志のようなもので、この世界に来るときは、お互いに頑張ろうと誓いあったもの同志なのですから

ただそこに存在していますねと

意識するだけでいいのです


よろしくお願いします

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「罪とはあなたたちの五官、すなわち自我意識につながっている大いなる
幻影である。それは分離と混乱に属するものである」

イエス



社会においてでもそうですが

宗教の活動や自分の信じる教えの中で

自分とは違った考え方の人や団体を非難したり

時には敵視したりしているような宗教や教えには気をつけなければ
いけません

「悪」とか「罪」や「地獄」などの言葉をつかうような教えは特に注意です

自分の外の世界に罪や悪が観えるということは

自分の心の中にそれを現象化させる否定的な「波動」があるという
「基本的な原理」を理解しておかなければ

外にある否定的な存在という幻影が

本当に存在しているかのように錯覚してしまいます

それが度を越すと

対象に対して

対立とか憎悪や不信や恐怖といった迷いの感情で接するので

これは

本来の愛そのものであるという表現を抑えてしまいます

後に書きますが

「念（想念）」とは

必ず相手に届くのですが、また

カルマの法則により、必ず自分に返ってきます

その否定的な想念は自分に返れば消えるものでもありません

わかりやすく言えば

常に怒っている人は自分の否定的な念が自分の周りに張り付いている
ために

少しの気にいらないことでも

その張り付いている否定的な念の形態に移り

怒りが大きくなるのです

そのような人周りにいないでしょうか

ただ

「いけないことを言ってしまった、やってしまった」と反省したり学ぶことは
いいのですが

すぐに今に意識を向けないと

心の中に、すでに終わってしまった過去に向いてしまい

一番肝心で唯一創造の可能な「今」その人の愛の表現を塞き止めて
しまうために

心は全く非生産的な罠にはまって身動きできなくなってしまいます



よろしくおねがいします

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